遺留分減殺請求をするとどうなる？

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遺留分減殺請求はどんなもの？

相続をしなければいけない状態のときにスムーズにいくこともあれば、いかないことも当然のことのようにあります。

実際に自分自身も含め相続人全員が納得して財産を受け取れれば良いのですが、現実問題としてはなかなかそれが難しい状態です。

例えば絶対に納得ができないというような取り分の場合ももちろんありますので、そこで使われる言葉として遺留分減殺請求というものがあります。

この言葉を聞いたことがあるという人はおそらくほとんどいないのではないでしょうか。

これは相続の際に遺言状を残している場合、そしてかつその遺言状の内容が特定の相続人のみに遺産を譲るというような内容の遺言を記している場合なんですが、その特定の相続人のみとにかく有利になってしまうような遺産分配が行われることがあります。

そういうときに一定の範囲の法定相続人が自分自身の遺産の取り分についてを最低限確保できるという制度のことを遺留分減殺請求と言います。

法定相続人として分配するときは？

ちなみにこれは遺言状に記載がある場合のみに適用するものであり、通常の法定相続人がある場合にはこの請求権はありませんので普通に手続きを進めていく必要があります。

ただしやはりしっかりと手続きを進めていくためには相続人同士が話し合って手続きを進めていく必要がありますので確認をして都度対応をしていきましょう。

そのほかの困ったことは誰に相談する？

相続においてやはり一番気を付けなければいけないのは、相続後の税金についてです。
確実に手続きを踏んでいかないといけないのですが、遺産相続手続きが終わったときにほっとしてそのまま抜けてしまうということが往々にしてありますので注意していきましょう。

確実に税金の面で忘れないようにするのであれば税理士に相談をするのが一番良いと言われています。

やはり法律的に抜けがあるとまずいので、しっかりとした対応をしてくれる安心感があると言われています。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。