離婚した場合の相続について

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離婚した場合の相続は影響は出る？

離婚してから元の相手がなくなった。

そしてその人には潤沢な遺産があったという場合ですが、相続への影響は出るのでしょうか。

それまで生計を共にしていただけにある程度は出るのではないのかということは期待されるのかもしれません。

しかし、離婚した場合は相続への影響が出る場合とでない場合がありますのでそのケースは理解しなければいけません。

離婚関係者が相続人の場合無視される？

まず離婚関係者が相続人の対象の場合ですが、無視されるなんてことはまずありません。

というのが法律で決められている法定相続人であれば相続の際には絶対に無視して遺産分割はできないからです。

ただし、離婚した元配偶者、これは遺産相続人にはなりませんので勘違いをしないようにしてください。

元配偶者は含まれず、子供が相続の対象になるわけです。

だから昔夫婦関係だったのに私は相続人にならないのかと怒鳴り込んだとしても、法律によって決められている以上はどうにもなりませんのでそこは素直に諦めましょう。

ただし、遺言書がある場合はその通りになりますので、遺言書で元配偶者が指定されている場合はその通りになります。

離婚したから相続分が減る？

離婚したから相続分が減るのかということもたまに質問を受けますが、基本的にそんなことはありません。

むしろ全く関係ありませんので安心してください。

ただし、最初から相続人ではないというパターンもあり得ますのでそこはあらかじめ確認をしておきましょう。

税理士へ相談！

そして大切なのが相続には税金が発生することがあるということです。

ということは素人だけでは解決することが難しく、税理士に相談しないと後々面倒くさいということが考えられます。

失敗したくないというような人は最初から間違いなく税理士の先生に依頼をするということが安全です。

しっかりと手続きさえしていれば困ることはありませんのでプロに依頼をするのが安心でしょう。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。